『しらたまくん』3巻(稲葉そーへー・集英社)の感想
『しらたまくん』3巻(稲葉そーへー・集英社)の感想を申します。ネタバレが含まれていますので、ご注意ください。
内容は、卓球部と家庭科部の合同合宿がメインの、高校生の夏! という感じですね。もっとも、白玉は猫高校生なので、おもしろかわいいのですけれど。相変わらず、天然マイペースな葵と、どSっぽい沙織、おっとりした(しかし巨乳)の美穂の、女子高生トーク的やり取りも楽しいです。が、今回は(今回も?)、白玉が猛烈にかわいい! 猫を飼っていない猫好き(私もそのうちの一人)なら、第33話ラストの嶋田先生と葵のように思うでしょう。それにしても、同ページの来栖の表情、不気味ながらもリアルですな。
とにかく、入浴白玉の愛らしさには賛同いたしますね。
他にも、登山スタイル、水着、Tシャツ、いつもの学生服と、いろいろな格好をしていますが、第35話の夏祭りスタイルは今回のかわいさナンバーワン! 金魚の入った袋を首からぶら下げて、白玉自身もうれし・楽しそうなのが、また(くどいので自主省略)。
ごく普通の高校生活が、「しゃべる」という特異な猫が加わるだけで、こんなふうにおもしろくて興味深くなるのかと思って、作者様のセンスに驚かされてしまいます。いや、つい、同人誌制作も少しだけしていますから、表現物には何でも参考にしてしまうのです。猫好きだけれども、家庭の事情で飼えない上に、日常のストレスでへとへとになっているという、私に近い方々、これは癒しのネコメディです。お勧めですよ。それでは。
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