「橘さくらの『運命日』占い 決定版2016」(集英社)の感想&2015版の追加報告
「橘さくらの『運命日』占い 決定版2016」(集英社)の感想と、以前にアップした2015版の追加報告を申します。ネタバレは極力避けていますが、明かさざるを得ない部分もあります。この占いの個別の内容は、ぜひ購入して確認されることをお勧めいたします。
しかしながら、恐縮ですが、内容の欠点は2015年版と同様でして、巻末の全星座共通366日開運アドバイスダイアリーには、やるのは無理そうな開運アクションが載っていますし、私の星座で持つべきものだって、手に入れにくいため、困っております。
たとえば、星空を見られない人は、ネットの宇宙動画でもOKとか、○○ができなかったら、代替えとして、△△でもいい、あるいは、開運アクションは一日二日、早まったり遅くなったりしても、真面目に(あるいは楽しんで?)やれば大丈夫、といった、フォローやカバーするようなアドバイスが欲しいなと、思いました。
それにしても、西洋占星術というか、十二星座占いって、数多くの雑誌やテレビで紹介されているというのに、内容にかなりの差異があるのは、どうしてなのでしょうね? 私の友人知人も、十二星座は信用できない、と言ってました。
この「運命日占い」には、2016年に起こるであろう、社会の雰囲気、動きも巻頭で説明されており、こちらはかなり的中しているように思います。
2016年はある意味、大変な時代になるようですが、作者様の言葉を信じて、注意すべき日(これも運命日)は用心しながら、楽しみ、感じていきたくなりました。さあ、今年の暮れに、私は何を思い、感じて、どう変化しているのでしょうね。怖い反面、不思議な期待でドキドキしています。単純な私を、どうぞお笑いください。占いに興味のある方に、この本はお勧めです。それでは。
| 固定リンク | 0
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 『オプス・ピストルム ’30年代パリの性的自画像』(ヘンリー・ミラー 田村隆一/訳 富士見ロマン文庫 No.89)の感想(2023.12.02)
- 『戦争は女の顔をしていない』(スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ 三浦みどり/訳 岩波現代文庫)の感想・その4(2023.11.28)
- 『戦争は女の顔をしていない』(スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ 三浦みどり/訳 岩波現代文庫)の感想・その3(2023.11.25)
- 『戦争は女の顔をしていない』(スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ 三浦みどり/訳 岩波現代文庫)の感想・その2(2023.11.19)
- 『戦争は女の顔をしていない』(スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ 三浦みどり/訳 岩波現代文庫)の感想・その1(2023.11.18)
コメント