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2016年9月20日 (火)

『おそ松さん公式コミックアンソロジー 今夜は寝かさない』(一迅社)の感想

『おそ松さん公式コミックアンソロジー 今夜は寝かさない』(一迅社)の感想を申します。いくつかのネタバレが含まれていますので、ご注意ください。

「今夜は寝かさない」というサブタイトル? がついていますが、夜がテーマというわけではなく、パーティーだ、登場人物達も読者も一緒に楽しもう、みたいなニュアンスのようです。内容はもちろん、健全ギャグで、アニメ本編からの有名エピソードから派生したようなお話が多いですけれども、形式的にも内容的にも、あるキャラが出張る、かたより過ぎ、扱いが悪すぎ、ということがなく、非常にバランスの取れたものなので、これはアンソロジー本の中でかなりいい、お勧めタイプだと、私は思います。
 その中でも、インパクトがあった作品をピックアップしていきましょう。

 公式イラスト=カラー口絵、いきなりですが、ギャルソンに扮した六つ子が皆、それぞれ彼ららしくてステキ。何よりも、相変わらず、やる気のなさげな一松の足元に、エスニャンことエスパーニャンコが、カメラ目線でいるのが激カワです。私がこのアニメにはまったのも、何かのきっかけで、エスニャンを見たためなのですわ。
「リフォーム」(安乃嬢)、六つ子が勢ぞろいして、スタートダッシュが決まっています! 見忘れた、アニメ本編のエピソードのようでした。
「みんなでつくろう」(美川べるの)、落書きのお話ながらも、ぶっ飛んだ展開に!
「サバイバル!」(ちょぼらうにょぽみ)、夏という季節のせいか、どの公式アンソロジー本にも、六つ子が島に漂着してしまうネタがあるのですけれども、このお話のカラ松のイタさは最高でした。笑った~!
「ネコVSネコ決戦」(渡空燕丸)、リアル猫好きの一松と、猫耳少女フリークのチョロ松が、同人誌即売会で激突という、ユニークなお話。この二人、特に常識人のはずのチョロ松って、案外過激かも。
「喧嘩のち仲直り」(柴梨ミソ)、一松とトド松が喧嘩し、十四松が仲裁役(ナレーターみたいな?)となるお話。割と大きくてはっきりした絵柄のせいか、弟松達が実にキュート。ほのぼのしつつも、ラストは・・・・。おもしろいです。
「KARA♡FULL WORLD」(じっか)、なぜか、カラ松とそのファッションが、世間で大ブレークしてしまいます。あっさりカラ松ボーイズを標榜する兄弟達と、そうなるまいとする一松が好対照。カラ松ボーイズ化した猫達が、猛烈にかわいい。私が一番おもしろかったお話です。
 『今夜は寝かさない』2とか、また発行されるといいですね。それでは。

 

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