« メールに関するお知らせ | トップページ | 『姉のおなかをふくらませるのは僕』3巻(原作:坂井音太 作画:恩田チロ 秋田書店)の感想 »

2016年12月23日 (金)

『HONKOWA』2017年1月号(朝日新聞出版)の感想

『HONKOWA』2017年1月号(朝日新聞出版)の感想を申します。いくつかのネタバレが含まれていますので、ご注意ください。

 今回は、読者体験レポート「ミステリースポット特集」の4作が、相当! かなり! 怖かったです。特に、第二話「古丘の纏い」(PN:TONKOさん 漫画:パルス)では、場所も登場人物も不気味かつ謎だらけ。不審な親子は、果たして救い主だったのか、それとも、あの世への導き手なのか。もっとも不思議怖かったのは、第一話「机と海」(煙鳥さん 漫画:鯛夢)で、姿がわからない(見てはいけない)若い男の声に、ぞぞっとします。アドバイスした霊能者さんは、なぜ、どうしてという詳細な理由や説明をほとんどしていませんが、それは依頼者を怖がらせないため? わかりませぬ、不思議、怖いです。

『ペットの声が聞こえたら』(漫画:オノユウリ 原案:塩田妙玄)、全体としては、ほっこりして、感動するお話なのですが、妙玄さんのオス猫ゴローに対するリハビリには大爆笑。暴言をたたきつけたホームレスさんに、微笑で応じたところは大人物だと思います。現在のゴローの姿も、ちょっと見てみたいです。
『背負いモノ2』(横嶋やよい)、中途半端なお祓いは逆効果! ということですね。霊感店長さんのアドバイス、参考になります。
『阿闍梨蒼雲 霊幻怪異始末』(永久保貴一)、ストーリーとしては、うまくいきました、めでたしめでたしなのですが、武者の霊、隠れていた土地の存在、お守りの方、高貴なお方と、とてもゴージャスで神秘的、心から拝みたくなります。作者様の画力は、すばらしい。なのに、原画展の日付を忘れていて、私は見られませんでした。あぁ(大泣き)。せめて、次号も購入します。それでは。

ご協力お願いします。
人気ブログランキングへ

| |

« メールに関するお知らせ | トップページ | 『姉のおなかをふくらませるのは僕』3巻(原作:坂井音太 作画:恩田チロ 秋田書店)の感想 »

HONKOWA」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 『HONKOWA』2017年1月号(朝日新聞出版)の感想:

« メールに関するお知らせ | トップページ | 『姉のおなかをふくらませるのは僕』3巻(原作:坂井音太 作画:恩田チロ 秋田書店)の感想 »