1月20日開催『戸川純35周年記念LIVE 「わたしが鳴こうホトトギス」』(梅田クラブクアトロ)の感想
『戸川純35周年記念LIVE 「わたしが鳴こうホトトギス」』(戸川純 with Vampillia他)梅田クラブクアトロ)の感想を申します。セットリスト等、いくつかのネタバレに加えて、私は戸川純もヴァンピリア(つづりをミスしそうなので、もうこう書きます)もくわしくありませんから、かなりかたよった感想です。間違いがあったとしても、悪気はありませんが、コメント欄でご指摘くださいますよう、お願いいたします。
19時頃開演は予定どおりでしたが、すべてが終わったのは、22時30分頃! もちろん、帰宅したら、午前様でした(こういう時、東京や大阪に住んでいないのは、わが人生の大きなハンディみたいに感じます)。
オールスタンディングは、なかなかハードでした。この日のために、一週間以上、小学生並みの規則正しい生活を送っていて、正解でしたよ。そうでなければ、今、日付が変わってから、感想をアップできませんよ。
曲順は、VMO→ヴァンピリア→戸川純 with Vampilliaでした。VMOは、薄いスクリーンに、風変り? 怖そう? な映像を流す一方、パワフルに攻める音楽といった感じの、顔を白塗りにしたメンバーで、斬新でエネルギッシュでした。次のヴァンピリアも、最初はバラード調かと思いきや、がっちりマッチョの男性(後の説明では、モンゴロイドというそうです)負けず劣らずのシャウトで、私(ステージそばながら、向かって左側、スタッフオンリーの柵に寄りかかっていました。体力に自信がなかったので)は呆気に取られました。
さらに、VMOのメンバーの大半がヴァンピリアであることを告げられ、また仰天。
そうこうするうちに、ステージ向かって左奥から、戸川純が登場。フリルの多いライトグレーのロングワンピに、白かキナリかライトイエローのカーディガンをはおり、茶色っぽくて長い、ふわふわ髪、ゆったりめの服装のせいか、ポッチャリ気味に見えるのが愛らしかったのですが、ハート形のサングラスと動物耳の帽子は、やっぱり彼女らしい感じでした。そして、「わたしが鳴こうホトトギス」から、始まったわけです。
曲順は、1.わたしが鳴こうホトトギス、2.(不明)、3.赤い戦車、4.好き好き大好き、5.肉屋のように、6.蛹化の女、7.12階の一番奥、8.バーバラ・セクサロイド、9.諦念プシガンガ、10.Men's Junanでいったん終わり、アンコール後は、11.怒濤の恋愛、12.赤い戦車、13.諦念プシガンガだったと思います。曲名がわからないなんて、不勉強なファンですみませぬ。
曲それぞれは特別に長くないのですけれども、戸川純とヴァンピリアメンバー達がよく話すこと! 加えて、全員、仲が良さそうなのがほほ笑ましいです。
「しょっぱなから・・・・江戸っ子なんで、しょっぱなです」
「どうして、座って歌ってるんだって、お思いでしょうが」
「吉田達也(ヴァンピリアのメンバー)って言うと、アーティストっぽいでしょ。吉田さんって言うと、何だかご近所の人みたい」
「昨日今日と、私が泊まっているホテルも十二階で、部屋が行き止まりの、奥なんですよ。山本さん(ヴァンピリア女子メンバー)も、この歌、好きなんだよね?」
「最近発売されたアルバムが、ベスト盤っぽく扱われているのが、ちょっと・・・・」
「最近出した本・・・・戸川純全歌詞解説集、疾風怒濤ときどき晴れなんですが、初版が売り切れ、初めて重版することになりました!」
以上、おもしろ楽しかった戸川純の台詞のいくつかを、思い出し描きしてみました。よかったぁ、彼女は彼女のまま、不思議ちゃんで純粋だけど、野草のように、かわいくてしたたか。そして、私のこの表現は違っていないけれども正確でもなく、戸川純自身が表現者&マテリアルなのでしょうね。
すてきな仲間と一緒に、彼女がこれからも進歩、進化していってほしいなあと、再びファンに戻った私は、帰途で願わずにいられませんでした。それでは。
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