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2017年10月に作成された記事

2017年10月27日 (金)

『しらたまくん』9、10巻(稲葉そーへー・集英社)の感想

 コミック『しらたまくん』9、10巻(稲葉そーへー・集英社)の感想を申します。いくつかのネタバレが含まれていますので、ご注意ください。
 9巻と10巻、私は感想をアップしていなかったのですね。すっかり、やり終えたつもりになっていました。ごめんなさい、読者様、作者様、白玉君、読書と本の神様。

 9巻では、白玉を含めた家庭科部員達と、妹のサクラが海水浴に行くお話と、文化祭で家庭科部が演芸コンテストに出場することになる、というのがメイン。第100話では、鈴川が猫に、白玉が人間(美少年。髪型に少し猫の面影が残っています)になる、という、ある意味、衝撃的な内容でしたが、ベタなオチでした。だまされた私が悪いのですけどね。
 海水浴で、何と、シリーズ初めてであろう、鈴川、来栖、白玉が命の危険にさらされるという、エピソードがあります。ここは、猫である白玉が活躍して、ピンチを脱しましたが、もし、鈴川と来栖だけなら、もっと危なかったかも?
 演芸コンテスト編では、白玉を中心とした、切断マジックをやることになりましたが、後輩がステージ上で失敗し・・・・というもの。よくテレビなどで見かける切断は、こういう仕掛けだったのかと、感心すると同時に、白玉の機転もいいなと、思いました。本当、この漫画は、ほのぼの、ゆるゆる系のようでいて、海水浴の危険な場所や猫の生態など、役に立つ豆知識があって、いい感じです。

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2017年10月23日 (月)

『変人偏屈列伝』(荒木飛呂彦・鬼窪浩久 集英社文庫)の感想

 漫画『変人偏屈列伝』(荒木飛呂彦・鬼窪浩久 集英社文庫)の感想を申します。いくつかのネタバレが含まれていますので、ご注意ください。

 収録されているお話は6つです。順番と作画を挙げましょう。
 タイ・カッブ 作画:鬼窪浩久
 康 芳夫 作画:鬼窪浩久
 腸チフスのメアリー 作画:荒木飛呂彦
 ウィンチェスター・ミステリー・ハウス 作画:荒木飛呂彦
 コリヤー兄弟 作画:鬼窪浩久
 ニコラ・テスラ 作画:鬼窪浩久
 ちなみに、前書きは荒木飛呂彦、後書きは鬼窪浩久、どちらも文章で載せています。各話の終わりには、まとめのように、詳細な解説文もあるという親切仕様。荒木・鬼窪両氏の絵や作風がダメという人を除けば、どのお話も筋金入りの変人偏屈のものですから、おもしろくないわけがない、のです。

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2017年10月 6日 (金)

『絢爛たるグランドセーヌ』5巻(Curvie・秋田書店)の感想

『絢爛たるグランドセーヌ』5巻(Cuvie・秋田書店)5巻の感想を申します。いくつかのネタバレが含まれていますので、ご注意ください。

 今回もまた、作者様に脱帽です。おもしろかった! バレエ少女にとって、リアルかつ重要なエピソードが三つも含まれている、お得仕様です(何じゃそりゃ←自主ツッコミ)。特に、中盤の、主人公の奏からすると、サイドストーリー的になるのかもしれませんが、バレエ友達たる翔子が、父親から猛反対されます。
「お前は まだ子供だから考えが甘い/やめろとは言わないが 趣味として割り切ってやれ!」
 当然、プロのダンサーを目指す翔子は、反発、号泣しますが、レッスンに支障をきたすことに・・・・と、いうもの。

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2017年10月 5日 (木)

麻から読書 はーと

 何となく、ネット通販で、アウトレットの麻のブラウスを入手し、袖を通してみたのが、きっかけでした。
 以来、私の中に眠っていた、麻好きの本能が暴走を起こしてしまい、日本製に、フレンチ、アイリッシュ、リトアニアと、お手頃なものから、なかなかの高額、そして、「これは一体・・・・」と、つぶやきたくなる、微妙なデザインまで。
 さあ、がんばりましょう!

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