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2017年12月に作成された記事

2017年12月25日 (月)

『一葉裏日誌』(上村一夫・小学館文庫)の感想

 コミック『一葉裏日誌』(上村一夫・小学館文庫)の感想を申します。いくつかのネタバレが含まれていますので、ご注意ください。

 相変わらず、初掲載された雑誌名と年月日が載せられていない、不親切仕様ですが、この本に収録されている作品は、次のとおり。
〇一葉裏日誌 「たけくらべの頃」「花ごもりの頃」「にごりえの頃」
 樋口一葉がヒロインの、3つの短編マンガです。
〇うたまる
〇帯の男 第一話~第六話
 後書きは、何と作者の娘さんの、上村汀という方で、「父との思い出」という形で語ってくれています。それこそ、幼い頃から死の間近まで。私自身、上村作品を読むと(わずかな数しか読んでいませんが)、上村一夫というクリエイター(漫画家というべき? しかし、イラストレーターのようにも思えます)は、海千山千の女性の扱いや気持ちにたけた、女心のプロフェッショナルと感じられていたのですが、なかなかおもしろそうな人柄のようで、実に意外でした。

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2017年12月 8日 (金)

『信長の忍び』8巻(重野なおき・白泉社)の感想

 コミックス『信長の忍び』8巻(重野なおき・白泉社)の感想を申します。いくつかのネタバレが含まれていますので、ご注意ください。

 8巻は、千鳥が肉体的に苦しかった(お笑い系四コマとは思えない、すさまじい拷問シーンがあります。激痛表現が苦手な方は、注意してください)でしょうが、私は感想を作るのが苦しかったです。巻末に、西尾維新の小説が入っているのですが、私はなぜかこれがなかなか読み終えられず、やっと読了したところで、何も言葉が浮かばないという、妙な苦境におちいりました。あえて感想を表現するならば、「ふーん、そう」というところ。今回、私は初めて西尾作品を読んだわけですが、別作品なら、もっと具体的な感想が出てくるかもしれません。
 そのような事情で、「何も思い浮かばない! どうしよう」と、私は悶々とし、千鳥は、武田信玄方の望月千代女に責められて苦悶していた、というわけです(もちろん、後者の方が、ずっと切実で、私は面倒臭がりなだけ)。

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