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2018年11月 5日 (月)

『どすこいスピリチュアル 人体模型の闇』(漫画:小林薫 原案:TANAKA 大都社)の感想

 コミック『どすこいスピリチュアル 人体模型の闇』(漫画:小林薫 原案:TANAKA 大都社)の感想を申します。いくつかのネタバレが含まれていますので、ご注意ください。

『呪詛の家』後の心霊ライター、タナカさんの取材メモですが、今回は怖かった! 強烈な記憶も、思い出されてきましたよ。

「第10話 霊感☆少女」、女子高生の霊感を得るテクニックは、恐ろしいものを呼び出すことに。十代の少女のあるある体験かつ思いが、発端になっていたのだから、怖いですね。
「第12話 人体模型の闇」、これが今回は一番の恐怖! 学校の保健室や理科室に置かれている、あの人体模型ではなく、絶対にあってはならない、作ってはならない模型が存在るするわけですよ。
「第13話 ライオン堂のライオンばばあ」、子供の無邪気さから発していようと、罪は罪ということでしょう。
「第14話 誰か乗ってる」、観光バスの連続トラブルの原因は・・・・。私も一度、出自について調べておくべきなのでしょうね。
「第15話 書くな!」、これは二番目に怖かったお話。警告に従うしかないのでしょうね。しかし、何かからの妨害、恐ろしいです。
「第18話 青い花模様のキョウコ」、心霊現象と思いきや・・・・ラストのイラストレーターさんの言葉に、そのとおりと、うなずかされました。自分が反省させられると同時に、この方の心遣いに感心します。

 このとおり、バラエティーに富んだ、不思議&怖い、心動かされるお話です。お勧めですよ。次回も発行してもらえますように。それでは。

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