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2020年1月に作成された記事

2020年1月27日 (月)

『信長の忍び』16巻(重野なおき・白泉社)の感想

 四コマ漫画『信長の忍び』16巻(重野なおき・白泉社)の感想を申します。ネタバレが含まれていますので、ご注意ください。

 毎回ながらも、その内容と急展開のストーリーに驚かされてしまいました。
 あらすじとしては、まず、信長不在の織田軍VS上杉謙信軍が激突する、手取川の戦いの始まりと結末。何と、柴田勝家と羽柴秀吉が口論し、秀吉が戦線離脱。そんな統率の乱れた織田軍に対し、軍神と言われた上杉謙信との戦いは、今までにない、すさまじいものでした。次は、ついに謀反を起こした松永久秀・久通との信貴山城の戦いです。松永討伐に向かったのは、織田信忠、細川藤孝、明智光秀、筒井順慶と千鳥という錚々たる面々でしたが、苦戦を強いられたものの、ついに……。さらに、17巻につながる、荒木村重の動揺。そして、謙信急死による、上杉家内の後継者争いの結果、といったところ。

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2020年1月24日 (金)

『トトとタロー』(絵:米倉斉加年 文:かの アートン)の感想

 書籍『トトとタロー』(絵:米倉斉加年 文:かの アートン)の感想を申します。ネタバレが含まれていますので、ご注意ください。

 

 このお話は、童話、もしくは、絵物語にあたるのでしょうね。同じ米倉斉加年作の『多毛留』よりも、子供向けに描かれているように思えます。『多毛留』は、良くも悪くも、エロい雰囲気と、独特の不気味さがありましたから、『トトとタロー』の方が万人向けかも。
 そうは言っても、薄気味悪さのニュアンスは軽めながらも(ファンである私の目から見て、ですが)、ちゃんとあります。
 それから、米倉斉加年の絵は、子供が実に愛らしく、その本領は発揮されています。
(ちなみに、清純な少女も非常によいです)

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2020年1月20日 (月)

今日は無理?

 眠たくて、今日はアップできそうにありませぬ。

 ごめんなさい。

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2020年1月17日 (金)

『信長の忍び』15巻(重野なおき・白泉社)の感想

『信長の忍び』15巻(重野なおき・白泉社)の感想を申します。ネタバレが含まれていますので、ご注意ください。

 15巻も、驚きの展開の連続でした。織田信長は、私のような日本史無知でも、主要な戦やその生涯を知っているのに、ギャグを踏まえつつも、ドキワクが止まらない演出は、作者様、お見事! としか言いようがありませぬ。精神的土下座!
 あらすじとしては、足利義昭と、伊勢の北畠具教が通じていることが発覚。信長は、息子の信雄に、北畠の粛清を命じますが、信雄はとんでもない「うつけ」で、剣豪の北畠があっさり倒されるはずもなく……。
 次は、雑賀衆と織田軍の激突。織田十万に対し、雑賀はわずか二千。ところが、織田軍指折りの武将に竹中半兵衛まで加わりながらも、地の利と鉄砲を生かした雑賀衆に悩まされ、千鳥と助蔵までがピンチに⁉ 雑賀の孫市他、土橋守重、部下の一見かわいい少女、小雀と蛍がおもしろいです。15巻のメインエピソードでしょう。
 もう一つ、16巻につながるお話としては、千鳥と助蔵が、森蘭丸に同行して、越後に潜入し、上杉謙信の動向を探ろうとしますが、謙信本人に見つかってしまい、一緒に飲酒することに? 武田信玄とはまた異なる、スケールの大きい戦国武将にして軍神、謙信の言動がユニークです。上杉家もまた、上杉景勝、景虎、樋口兼続に、忍び? の軒猿と、またまたキャラが立ちまくりです。
 ラストは、今までレギュラーキャラ化していたはずの松永久秀が、反逆を計画中? 千鳥にセクハラしながらも、様々に享受していた松永は、もうあの、のんびりした縁側でお話をしなくなる……のか⁉

 

 

 

 

 

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2020年1月13日 (月)

『THE KING OF FIGHTERS A NEW BEGINNIG』3巻(原作:SNK 漫画:あずま京太郎 講談社)の感想

『THE KING OF FIGHTERS A NEW BEGINNIG』3巻(原作:SNK 漫画:あずま京太郎 講談社)の感想を申します。ネタバレが含まれていますので、ご注意ください。

 3巻の試合というか、あらすじは、ロバートVSタン、ユリVS明天君で、チーム龍虎と中国の決着。新たな試合は、チーム怒メキシコで、初戦はレオナVSアンヘル。レオナファンの私としては、熱くなりましたが、予想に反して、強く印象付けられたのは、アンヘルの方かも。2巻に続いて、予想に反して、期待を上回る展開でした。

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2020年1月10日 (金)

『THE KING OF FIGHTERS A NEW BEGINNIG』2巻(原作:SNK 漫画:あずま京太郎 講談社)の感想

『THE KING OF FIGHTERS A NEW BEGINNIG』2巻(原作:SNK 漫画:あずま京太郎 講談社)の感想を申します。ネタバレが含まれていますので、ご注意ください。

 

 あらすじとしては、京VS庵戦の決着。それから、第2試合は、チーム中国VSチーム龍虎で、第1組はリョウVSシュンエイ、というもの。物語の初めから、かっ飛ばしてくれる、原作側か漫画家様の熱意と演出には大感謝です。そして、期待を裏切らず、予想の斜め上を行く展開でした。

 

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2020年1月 6日 (月)

『THE KING OF FANTASY 八神庵の異世界無双 月を見るたび思い出せ!』(著:天河信彦 監修:SNK イラスト:おぐらえいすけ KADOKAWA)の感想

『THE KING OF FANTASY 八神庵の異世界無双 月を見るたび思い出せ!』(著:天河信彦 監修:SNK イラスト:おぐらえいすけ KADOKAWA)の感想を申します。ネタバレが含まれていますので、ご注意ください。

 

 さて、長いタイトルを打つのは大変でしたが、八神庵ファンの私としては、なかなかおもしろい小説でした。けれども、残念ながら、読む人を選ぶのではないかと思います。
 あらすじは、タイトルそのまま。庵がなぜかドラゴンが生息し、魔法が使える異世界に転生してしまいます。そこで、女騎士のアルテナ、自称超級魔法少女のリリリ(リリリゥムが本当の名前ですが、本文中ではこちらが多いので)と出会い、やがて、三つ首ドラゴンのアリギエーリと戦うことになり、という王道みたいなお話です。一応、完結はしているのですが、庵はなおも元の世界に戻れず、人気があれば続編もあり、みたいな終わり方でしたね。

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2020年1月 3日 (金)

『霊能者ですがガンになりました』(原作:斎 小林薫 ぶんか社)の感想

 明けましておめでとうございます。今年も、どうぞよろしくお願いいたします。

 

 コミック『霊能者ですがガンになりました』(原作:斎 小林薫 ぶんか社)の感想を申します。ネタバレ的な表現が含まれていますので、ご注意ください。

 

 

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