« 『THE KING OF FANTASY 八神庵の異世界無双 月を見るたび思い出せ!』(著:天河信彦 監修:SNK イラスト:おぐらえいすけ KADOKAWA)の感想 | トップページ | 『THE KING OF FIGHTERS A NEW BEGINNIG』3巻(原作:SNK 漫画:あずま京太郎 講談社)の感想 »

2020年1月10日 (金)

『THE KING OF FIGHTERS A NEW BEGINNIG』2巻(原作:SNK 漫画:あずま京太郎 講談社)の感想

『THE KING OF FIGHTERS A NEW BEGINNIG』2巻(原作:SNK 漫画:あずま京太郎 講談社)の感想を申します。ネタバレが含まれていますので、ご注意ください。

 

 あらすじとしては、京VS庵戦の決着。それから、第2試合は、チーム中国VSチーム龍虎で、第1組はリョウVSシュンエイ、というもの。物語の初めから、かっ飛ばしてくれる、原作側か漫画家様の熱意と演出には大感謝です。そして、期待を裏切らず、予想の斜め上を行く展開でした。

 

 1巻から間が開いてしまったので、繰り返しになるかもしれませんが、銃火器でもない、人間の体から発する飛び道具や、パワーインフレなんざ信じない、見たくないという、現実重視の格闘ファンの方にはお勧めできませんが、格闘ファンタジーとして鑑賞し、外面内面ともに強烈な個性を持つキャラクター達に萌えたい方にはいいかな、と思います。
 チーム八神は、当然、負けましたけれども、京と庵のバトルは盛り上がりましたよ。そして、こういう決着になろうとは、思いませんでした。原作者、それとも漫画家様は、二人とも、甲乙つけがたいファンだったのかなと、私は深読みしてしまいましたね。ともかく、庵がまたチーム敗者復活とかで、再登場してくれないかと、期待しております。
 シュンエイの特殊能力については、周囲から、自分が化け物扱いされるのではないかという恐れも含めて、かなりくわしく描かれています。主人公だから当たり前? それを、真正面から受け止め、極限流の必殺技を浴びせるリュウ。結果はもちろん……でした。
 しかし、幻影の技? そして、それを制御するって、どういうことなのでしょうね? 練られた気が、相手にダメージを与えるってことでしょうか? 私としては、わかったような、わからないような。それでも、リョウとの戦いを通じて、シュンエイが心のわだかまりを捨て、パワフルになっていく変化は、なかなか精緻な絵で描かれています。今まで、何度か原作ゲームのコミカライズを読んできましたが、この漫画家様の画力はトップではないかと、思います。
 4巻まで買ってありますからね、またレビューしまよ。それでは。

 

ご協力お願いします。
人気ブログランキングへ

 

| |

« 『THE KING OF FANTASY 八神庵の異世界無双 月を見るたび思い出せ!』(著:天河信彦 監修:SNK イラスト:おぐらえいすけ KADOKAWA)の感想 | トップページ | 『THE KING OF FIGHTERS A NEW BEGINNIG』3巻(原作:SNK 漫画:あずま京太郎 講談社)の感想 »

アニメ・コミック」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 『THE KING OF FANTASY 八神庵の異世界無双 月を見るたび思い出せ!』(著:天河信彦 監修:SNK イラスト:おぐらえいすけ KADOKAWA)の感想 | トップページ | 『THE KING OF FIGHTERS A NEW BEGINNIG』3巻(原作:SNK 漫画:あずま京太郎 講談社)の感想 »