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2020年1月13日 (月)

『THE KING OF FIGHTERS A NEW BEGINNIG』3巻(原作:SNK 漫画:あずま京太郎 講談社)の感想

『THE KING OF FIGHTERS A NEW BEGINNIG』3巻(原作:SNK 漫画:あずま京太郎 講談社)の感想を申します。ネタバレが含まれていますので、ご注意ください。

 3巻の試合というか、あらすじは、ロバートVSタン、ユリVS明天君で、チーム龍虎と中国の決着。新たな試合は、チーム怒メキシコで、初戦はレオナVSアンヘル。レオナファンの私としては、熱くなりましたが、予想に反して、強く印象付けられたのは、アンヘルの方かも。2巻に続いて、予想に反して、期待を上回る展開でした。

 タン・フー・ルーって、拳聖であるけれども、ギースの元師匠なので、何気にトラブルメーカーではないか? と、ある方からご指摘いただきました。そうかもしれませんが、しかし、どうしてKOFって、この人といい、他チームの酔っぱらいさんといい、じい様がやたらと強いのでしょうね? 関西人だから、ロバートが割と気に入っているのですが、惜しいですな。
 ユリは彼女らしいというか……明天君の試合スタイルは、ありなのでしょうか? シュンエイ、タン、彼は皆、下手をすると、ご都合主義になってしまわないでしょうか。わかったような、わからないような、まあ能力者の格闘技だから、当然なのでしょうが、漫画家様の力量を信じております。龍虎チーム、再登場を願っておりますぞ。
 さて、よく言えば自然体、悪く言えば、たるっとしていると思われたアンヘルですが、イグニス復活をねらうネスツらしき謎の組織に、洗脳・誘導されて、試合途中で突然、自身の体をも破壊しそうなほどのパワーインフレを起こしてしまいますが、レオナも影響されて、血の暴走を始めてしまいます。必死で支配されまいと抵抗するアンヘルと、仲間に対する信頼から、自我を保ったまま、暴走パワーを駆使するレオナ。この対照的な姿は、非常によかったです。
 のん気なアンヘルが、爆走する機械のような動きになり、「正義の天使アンヘル様‼ それが今のアタシだぁー‼」と、絶叫する流れは、あまり彼女に興味のなかった私さえ、ちょっと感動してしまいました。
 本命のレオナは、やはりいい! 庵と違って、血の暴走を自分の意志で制御できるようになった彼女は、今のところ、最強かもしれません。シュンエイに話しかける、また、試合前のドアップの表情など、乙女というよりは、少年のようにりりしい! アンヘルと、取り組んだ姿は、互いに戦闘狂になっていて、迫力がありました。
 さあ、4巻は私の好きな、スーパー・アルゼンチン・バックブリーカーが見られるでしょうか。期待しながら、それではまた。

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