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2022年3月16日 (水)

『Webライティング実践講座』(編著:林千晶 中野克平 著:中田一会 小川治人 井上果林 吉澤瑠美 君塚美香 KADOKAWA )の感想

 書籍『Webライティング実践講座』(編著:林千晶 中野克平 著:中田一会 小川治人 井上果林 吉澤瑠美 君塚美香 KADOKAWA )の感想を申します。ネタバレが含まれていますので、ご注意ください。
 サブタイトルに、「ニュースリリースから商品説明まで」と、ありますので、内容は、そのとおりです。
 あらすじというか、構成としましては、「はじめに」「本書の説明」から、第1章 基礎編「ライティングとWebライティング」、第2章 実践編「いろいろな文章の型」、第3章 応用編「ツールを使ったライティング」と、なっています。
 私の持っているのは、2012年初版で、2016年の第1版第4刷。
 古いっちゃ古いと、言えましょうが、グーグルの検索システムが現在、劇的に変化しているのでなければ、充分に使える内容だと、私は思います。
 ただし、今のグーグルは、どのように変革されているのかについては、私は、さっぱりわかりませぬ。別の資料を探してみてください。

 そんなPCオンチの私ですが、一応、こちらは辺境の偏狭ブログとはいえ、ちまちま更新してきていますし、作文術的なものなら、ひと通りできると、あまり期待しないで読み始めたのですが。
 最初の基礎編で、目から鱗が落ちました。Webライティングは検索してヒットされてこその文章で、美文、修飾語、リズムといった作文、小説の書き方で重視される点に関しては、二の次なのです。
 まず、検索してヒットした後、訪問者に興味を持ってもらう。→ちゃんと最後まで説明文を読んでもらう。→購入ボタンなどを押してもらう。
 このような流れができてこそ、Webライティングを理解して、活用できているということです。
 そのようなわけで、どのような言葉を組み合わせて、検索されているかを探るために、実際にPCを使ってみないといけないわけです。
 作者様達は、本当にWebライティングに特化した内容を説明されています。
 良い例文、悪い例文はもちろん、なぜ良い、もしくは悪いのか、その理由、推敲した例文と、非常に事細かく挙げられていて、ちと読むのが苦痛なくらいでした(ごめんなさい)。
 Webライティングの基礎を知りたい方も、書けるけれども、さらに上達を目指したい方にも、読む価値ありだと思います。それでは。

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