« 『孤独のグルメ』文庫版・新装版(原作:久住昌之 作画:谷口ジロー 扶桑社)の感想 | トップページ | 『貴婦人狩り』(笠間しろう・ソフトマジック)の感想 »

2022年5月 3日 (火)

『孤独のグルメ』文庫版・新装版(原作:久住昌之 作画:谷口ジロー 扶桑社)の感想(追記)

 漫画『孤独のグルメ』文庫版・新装版(原作:久住昌之 作画:谷口ジロー 扶桑社)の感想の追記です。ネタバレが含まれていますので、ご注意ください。

 ところで、こちらは文庫も新装版も、1巻という表記がありませんが、最新版はちゃんと、印字されていると思います。
 いつもの私なら、文末に、「おもしろかったので、2巻も買いますよ」と、述べているところなのですが。
 実は、同じ原作者様の『花のズボラ飯』(『孤独のグルメ』の女性バージョンというより、自宅料理のお話ですね)で、1巻(これもまた、無印)は文句なしにおもしろかったのですが、2巻は、よくあるグルメ漫画になってしまい、拍子抜けしたことがあります。
『孤独のグルメ』もそうなるのではないかと、危ぶんでいるので、しばらく、1巻を読みまくって、充分に堪能してから、2巻の購入するかどうか、決めようと思っているわけです。

 もう一つ、インパクトがあった表現は、井之頭はなかなか大食家なのですが、おいしすぎて食べ過ぎてしまい、むしろ苦しそう、という表情が、「私も、そういうことある!」という意味で、非常に良かったです。グルメ漫画で満腹した際の描写は少なくないですが、「満足した」「苦しい」「眠たい」という微妙な感情の変化をきっちり描き分けられていて、作画担当様の卓越した画力を、改めて感じている次第です。
 はい、読めば読むほど、この漫画はいい、おもしろいです。もしかしたら、私的2022年度おもしろい漫画ベストテン入りを果たすかもしれません。それでは。

 

ご協力お願いします。

漫画・コミックランキング

| |

« 『孤独のグルメ』文庫版・新装版(原作:久住昌之 作画:谷口ジロー 扶桑社)の感想 | トップページ | 『貴婦人狩り』(笠間しろう・ソフトマジック)の感想 »

アニメ・コミック」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 『孤独のグルメ』文庫版・新装版(原作:久住昌之 作画:谷口ジロー 扶桑社)の感想 | トップページ | 『貴婦人狩り』(笠間しろう・ソフトマジック)の感想 »