『新九郎、奔る!』4,5巻(ゆうきまさみ・小学館)の感想
コミック『新九郎、奔る!』4,5巻(ゆうきまさみ・小学館)の感想を申します。ネタバレが含まれていますので、ご注意ください。
まず、4巻のあらすじとしては、新九郎が、父の名代として、家臣を引き連れ、領地である荏原に赴任します。そして、台帳を調べたり、領内を回ったりしますが、父方の伯父、珠厳と、従兄弟にあたる盛頼に目をつけられてしまいます。そうこうするうちに、新九郎は、那須家の麗人としりあうのでした。
5巻は、表紙の絵のとおり、「人生の落馬編」。ついに、新九郎暗殺を実行せんとする、珠厳。この窮地を救ったのは、意外な人物で、逆に珠厳が政所から追い落とされてしまいます。安堵する間もなく、今度は、京から将軍、義政追い落としの陰謀に失敗した、伯父の貞親と父の盛定は出家して無官に。上京してきた新九郎に家督は相続されましたが、こちらも無官のまま。一応の決着がついて、領主となって荏原に戻って来た新九郎ですが、今度は伊勢掃部助家と那須家が、境界争いを始めた?
と、一難去ってまた一難というところで、終わりました。うーむ(ジタバタと、足踏み)。
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