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2023年1月 9日 (月)

『銀魂』第1話~第83話(空知英秋・集英社)の感想

 電子書籍版のコミック『銀魂』第1話~第83話(空知英秋・集英社)の感想を申します。ネタバレが含まれていますので、ご注意ください。さらに、今回は、楽天モバイル関係者と大ファンの方も、批判というわけではありませんが、シビアに表現しておりますので、避けられた方がよいかと思います。
 さて、『銀魂』ですが、こちらはYouTubeでB’zとコラボした画像を偶然に視聴してから、興味を持っておりました。いつかは読んでみたい、でも長編っぽいし、巻数をそろえるのは大変だし、機会があればいつかと、のん気に構えておりましたところ、スマホアプリのゼブラック様が第1話から第85話まで、期間限定で無料公開をされていましたので、のこのこと、読ませていただきました。PDFファイルを除けば、私にとって、初めての電子書籍ですね。
 最初、起動不良が起こるのではないかと用心して、web版で読んでいたのですが、半ばを過ぎてからゼブラックをインストールして、さくさく読めるようになりました。それまでは、うまくページもめくれなかったのに、どうしてなのでしょう?
 やはり、いまだに通信速度と範囲に問題がある、楽天モバイルのせい? わが家では、2年近く経つのに、相変わらず、つながらない箇所があるので、いちいち、つながる部屋に移動して使わなくてはいけないのが、もう面倒くさくてなりませぬ。 

 肝心の『銀魂』の方ですが、全巻そろえて読んでみたい! と、思わせてくれる内容でした。
 ジャンル的には、時代劇風SFパラレルギャグ、でしょうかね。幕末っぽい時代背景ではありますが、宇宙から降臨した異星人、「天人」によって幕府は開国させられ、弱体化しているようですが、滅ぼされていません。よって、地上には強大な科学と軍事力を背景に、暴虐を行なう天人と、彼らを排除しようとする攘夷派の桂、幕府方でテロリスト捕縛活動を行なう真選組が争い合っています。その一方、主人公の銀時は、江戸のかぶき町で万事屋をいながら、相棒の新八、神楽(一見かわいいチャイナ娘ですが、言動が過激で、エイリアンと戦えるほど攻撃的)とともに、相談事や事件を、パワフルに解決していく、といいうお話です。
 テレビはある、女子アナウンサーをチェックする、地下アイドルの親衛隊になる等、現代と変わらない設定やネタが満載なのもユニークですが、何といってもセリフ量の多さが、すばらしいです。下手に雰囲気に流れたり、時事ネタでごまかしたりせず、マシンガンみたいなノリとツッコミの嵐に、私は何度となく、笑いをこらえるのに苦労しました(ほめていますよ)。
 ただ、そのセリフというか、文章量の多さもまた問題でして、近視ではあっても、それ以外は目に異常がないはずの私なのに、ものすごく目が疲れました。PCよりも、スマホで大半を読んでいましたが、ブルーライト対策はしてあるはず。
 やっぱり、私は電子書籍に向いていないかもしれませぬ。
 攘夷派と真選組双方に知人がいて、無気力そうな顔をしている割に、剣技は恐ろしくすぐれている、主人公銀時の謎は尽きませんので、また無料開放の機会にポチポチ読んでみたいと思います。私の一番お気に入りは、土方ですね。マヨネーズだけは、勘弁してほしいですが。
 なぜか最近、マンガ運が向いているらしく、こちらも好きな作品の一つになりましたね。全巻購入を目指してみますわ。それでは。

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