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2023年8月25日 (金)

『となりの怪異談~忍び寄る恐怖~』(小林薫・ぶんか社)の感想

 コミック『となりの怪異談~忍び寄る恐怖~』(小林薫・ぶんか社)の感想を申します。ネタバレが含まれていますので、ご注意ください。

 前回の『となりの怪異談~身近なゾッとする話~』と、仕様は同じです。全国から寄せられた方々の体験談を、2ページの漫画にしています。
 ただ、私は怖い話に興味があるくせに、今回の方が、血の気が引くエピソードが多かったように感じられました。くれぐれも、怖いものが苦手な方は、注意して読んでみてください。
 掲載数は、連続しているものも含めて、86話。前回よりも減ったようですが、怖いものは怖いです!
 それでは、印象に残ったお話を挙げますね。

『通学途中に……』『親切なおばさん』、違う方の異なるお話なのですが、ふと気がつくと、自分のすぐそばに……って、怖すぎです。
『復讐のゆくえ』、子供達が最大の被害者になるとは、理不尽だけど、そういうものなのですね。3番目の子は無事なのでしょうか。
『墓地にいる子』、ただならない様子の子供に、手招きされる! 墓地も、怖い話があるのですね。
『風水』というか、家相のお話。私的にも、思いきり、うなずいてしまいました。私も、その位置は重要だと信じております。
『セクハラ』『全裸最強』、同じ方の投稿ですが、タイトルで思いっきりネタバレかな? 数少ないお笑い系なのですが、あれが魔除けになるというのは、何かの本で読んだことがありますね。
『新人研修』『イタズラ』『当直の夜』、病院で夜に働いていて、心霊現象にあわずにすむのは不可能ではないでしょうか。医療関係者は、そちら方面の手当をもらってもいいのにね。
『キツネの祠』、これはもう……。信頼できる霊能者様に相談するしか、ないのでは? ご本人や家族に落ち度がないのに、大変なことになりましたね。
 そういうわけで、あとの方の二つが、特にインパクトがありましたね。
 このシリーズ、どこからでも読めて、「こういうこと、ある」だったり、「へえ、そうなんだ」と、感心できたりするので、また新しく刊行されたら、私は読んでみたいです。お勧めいたします。それでは。

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