『マップス』1巻(長谷川裕一・メディアファクトリー)の感想
コミック『マップス』1巻(長谷川裕一・メディアファクトリー)の感想を申します。ネタバレが含まれていますので、ご注意ください。
さて、こちらは文庫版で全10巻ですが、私的にとてもおもしろかったので、特別に1巻ごとにレビューしていくつもりです。
これはもう、『バビル2世』以来ですね。
しかも、『マップス』は偶然にも、バビル2世と、作風が似ている個所があります。
具体的に申し上げますと。
1)伏線はあるけれでも、割と謎解きは素早く、テンポよく、スムーズ。スピーディーなストーリー展開。
2)普通の少年だったはずの主人公が、自分の意志で冒険へと旅立ち、鍛えられ、心身ともにバケモノじみた強さを持つ戦士に。
スペース・オペラなので、さすがに、主人公は学生服を着ておりませんが、しかし、絶対的に異なる点があります。
ストーリーを引っ張る、真・主人公は、地球生まれの少年ゲンではなく、ビキニのような衣装をまとった、半有機合成人間(ビメイダー)、リプミラ! なのですよね。
リプミラも魅力的なのですが、この『マップス』は、登場するヒロイン達が、かなり個性的で心惹かれる存在なのです。
ただねぇ、リプミラのコスチュームもセクシーすぎなのですが、不自然でない程度に(?)、女性達の色っぽいスタイル・場面が多くありまして、美少女好みの男性ファン様だったら、うけるだろうなと、思います。作者様には申しわけありませんが、私は猛烈なエロ好きですけれども、美少女への志向はなく、胸というより、お尻原理主義者なのですよね。
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