アニメ・コミック

2019年3月 8日 (金)

『日の興奮』(安部愼一・ワイズ出版)の感想

 コミック『日の興奮』(安部愼一・ワイズ出版)の感想を申します。いくつかのネタバレが含まれていますので、ご注意ください。

 一応、漫画に分類されるのでしょうけれども、安部愼一(本によっては、安部慎一とも)作品は、相変わらず難解です。登場人物同士の日常の会話や沈黙といった、雰囲気を読み取るというのでしょうか。それとも、ナイスバディではないのに(どちらかというと、昔からの日本人体形)、妙にムチムチして、そこはかとなくエロい、しかも掲載誌ゆえか、やたらと全裸、という女性(熟女?)の淫靡なムードを楽しむべきでしょうか。
 お勧めするのは難しいし、万人ウケは無理なのではないかと、思われるのですが、しかし、心惹かれるのですよね。やはり、魅力があるのでしょう。

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2019年3月 1日 (金)

『大奥怨霊絵巻』(小林薫・青泉社)の感想

 コミック『大奥怨霊絵巻』(小林薫・青泉社)の感想を申します。いくつかのネタバレが含まれていますので、ご注意ください。

『大奥怨霊絵巻』は、「御末あらしの怪」「あかずの間の怪」「染次の井戸の怪」「おりうの駕籠の怪」「こやの塚の怪1」「こやの塚の怪2」と、連作短編となっています。
 さらに、『死者の花嫁』という短編と、江戸城についての、あとがき漫画が収録されていて、構成的には、まあまあお得な内容ではないでしょうか。

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2019年2月28日 (木)

『同棲時代』全4巻(上村一夫・双葉文庫)の感想

 コミック『同棲時代』全4巻(上村一夫・双葉文庫)の感想を申します。いくつかのネタバレが含まれていますので、ご注意ください。

 あらすじは、22才の今日子と23才の次郎が同棲を始め、終わりを迎えるまでが描かれています。VOL.1から、すでに二人は相思相愛でくっついていますから、まあ、こうなるだろうな、という予想どおりの結果でしたね。自然な形ではありますが、バッドエンドともいえますから、そういうものが嫌いな方は注意された方がいいかと、思います。
 今日子と次郎のみならず、二人が知り合った人々もストーリーになっていますが、それらは小話的なもの。一話ごとに終わりながらも、緩くつながり、ラストへと進んでいくスタイルです。

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2019年2月22日 (金)

『絢爛たるグランドセーヌ』11巻(Cuvie・秋田書店)の感想

 コミック『絢爛たるグランドセーヌ』11巻(Cuvie・秋田書店)の感想を申します。いくつかのネタバレが含まれていますので、ご注意ください。

 奏はやっと、アンドレアと親しくなることができました。さらに、上昇志向が強すぎて、ツンケンしていた、さくらにもラッキーな出来事が。加えて、いよいよ、YAGPの本選が開始。翔子、絵麻、真帆、クロエ、ミリアムといった友達(知人)とも合流し、ライバルとして、しのぎを削ることになるのでしょうか。

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2019年2月15日 (金)

『美代子阿佐ヶ谷気分』(安部愼一・ワイズ出版)の感想

 コミック『美代子阿佐ヶ谷気分』(安部愼一・ワイズ出版)の感想を申します。ネタバレが含まれているかもしれませんので、ご注意ください。

 漫画とはいえ、すでに読了しているにも関わらず、なかなか感想文ができない作品が、私にはいくつかあります。『日の興奮』『気分』『同棲時代』『白い夏』『紅い部屋』など。この内、前の2作品は、安部愼一作品なのです。
 これからも、私は様々な漫画を読むでしょうが、恐らく、この作者様の感想はトップクラスに難しい。その理由は。

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2019年2月12日 (火)

『絢爛たるグランドセーヌ』10巻(Cuvie・秋田書店)の感想

 コミック『絢爛たるグランドセーヌ』10巻(Cuvie・秋田書店)の感想を申します。いくつかのネタバレが含まれていますので、ご注意ください。

 あらすじとしては、最初の玉木先生が教えるコンテンボラリーのことは、この漫画のメインであるクラシックとあまり関係がないかのようですが、創作ダンスを少しかじっていた私は、興味深かったです。むしろ、クラシックと地続きっぽいのですね。知らなかった~。脱帽です。
 興味がわいた勢いで、いつか、何かの機会で、じっくりと、クラシックバレエを鑑賞してみたいです。

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2019年1月18日 (金)

『修羅雪姫 修羅の決意編』(原作:小池一夫 作画:上村一夫 主婦の友社)の感想

 COMIC魂別冊『修羅雪姫 修羅の決意編』(原作:小池一夫 作画:上村一夫 主婦の友社)の感想を申します。いくつかのネタバレが含まれていますので、ご注意ください。

 今回、収録されているお話は、次のとおり。
 外題之五 鹿鳴館殺人八景 三【後編】
 外題之六 極楽法事帳花千両 一
        極楽法事帳花千両 二
        極楽法事帳花千両 三
        極楽法事帳花千両 四
 外題之七 鏤骨彫心花面影
 外題之八 生命質屋無残始末
 外題之九 恐喝源次郎朦朧節 一
        恐喝源次郎朦朧節 二
 
 今回は、中途で「続く」にならず、かちっと終わっています。
 明治時代の女殺し屋(江戸時代なら、武芸者? 渡世人?)、雪の冷徹にして、無類の強さが、読み手にも完全にわかってきましたゆえ、もしや展開がダレ気味になりはしないかと、私は危ぶんでおりましたが、とんでもない早とちりでした。
 精神的土下座をいたします。

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2019年1月 7日 (月)

『月明かりの守護霊さん』(あかばじろぉ・朝日新聞出版)の感想

 コミック『月明かりの守護霊さん』(あかばじろぉ・朝日新聞出版)の感想を申します。いくつかのネタバレを含んでいますので、ご注意ください。

 こちらは、守護霊に関するエピソードを収録した、短編集です。どこからでも読めます。
 超アバウトなあらすじを申しますと、メインの語り手は、作者様の友人、岡良しおりさん。この方については、「第一話 初めまして 岡良です」にくわしいのですが、守護霊メインで視える能力の持ち主。これは、霊感のある友人にたずねたところ、かなり珍しいタイプだそうです。
 そして、自分の前世系、先祖系、神様系といった出自も性格も様々な守護霊さん達を視、ある時は会話したり、お願いしたりされたり。また、友人知人の前世の姿を視る、といった内容です。

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2018年12月26日 (水)

斎様、安らかに

 タイトルの斎様とは、ぶんか社発行の『強制除霊師・斎』(監修:斎 小林薫)シリーズの実在、霊能師の方のことです。いつか、まとめて感想を、と思っていたのですが、シリーズ8作目の最新版『自殺女房』にて、亡くなられていたことを、初めて知りました。残念です。とても悲しいです。

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2018年12月19日 (水)

『絢爛たるグランドセーヌ』9巻(Cuvie・秋田書店)の感想

 コミック『絢爛たるグランドセーヌ』9巻(Cuvie・秋田書店)の感想を申します。いくつかのネタバレが含まれていますので、ご注意ください。

 YAGP日本予選の結果発表がメインで、ストーリー的には地味な感じですが、なかなか奥が深いように思われます。普通の少女が努力、邁進していく過程を表すバレエ漫画として、この作品はかなりリアルなのでは?

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