アニメ・コミック

2018年7月17日 (火)

『絢爛たるグランドセーヌ』7巻(Curvie・秋田書店)の感想

 コミック『絢爛たるグランドセーヌ』7巻(Curvie・秋田書店)の感想を申します。いくつかのネタバレが含まれていますので、ご注意ください。

 現在も非常に暑いですが、この漫画で描かれる、クラシックバレエの大舞台を目指す、少女達の挑戦と戦い、そして、友情も負けず劣らず熱い!
 7巻のあらすじとしては、YAGPコンクール出場を目指して、奏は自らの課題に挑戦する一方、彼女達より先んじている、さくらは、ドイツのミュンヘンへ旅立ちます。その出発ギリギリで、奏は、「追いつくからね」と言い、さくらは、「もっと自己中にならないと 他のやつらに蹴り落されるよ」と、アドバイスし、次の場面で、何と(ネタバレ避けで、自主規制)。

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2018年7月13日 (金)

『淫花伝1 [阿部定]』上・下巻(画:上村一夫 原作:戸田昌子 脚色:岡崎英生)の感想

 読了して間もない、豪華仕様のコミック『淫花伝1 [阿部定]』上・下巻(画:上村一夫 原作:戸田昌子 脚色:岡崎英生)の感想を申します。いくつかのネタバレが含まれていますので、ご注意ください。

 こちらは、『淫花伝』という、上村一夫完全版シリーズ、アダルト系コミックです。『『淫花伝2』は、高橋お伝の物語だそうで(私は未読)、さらに数冊、続いているのでしょうか。たくさん読みたい本、読むべき本、感想待ちの本があるから、調べませんけどね(おいおい←自主ツッコミ)。
 あらすじは、かの有名な阿部定の生涯、でなく、半生を描いています。脚色つきだから、フィクション込みです。なので、アダルト系(しかし、成人指定ではないのです。性器や結合部分とかを、描いていないからでしょうかね?)嫌いな方と、「阿部定は実在の人物だから、ノンフィクションでなくちゃ!」という方には、不向きかと思います。

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2018年5月28日 (月)

『僕はサラ金の星です!』(安部慎一・青林工藝舎)の感想

 コミック『僕はサラ金の星です!』(安部慎一・青林工藝舎)の感想を申します。いくつかのネタバレが含まれていますので、ご注意ください。

『エロマンガ・マニアックス』を読了してから、安部慎一作品をこつこつ入手しまして、何とか3冊になりました。この『僕はサラ金の星です!』は、一冊目です。
 そんなマイブームが起きている、安部慎一(槇一と印刷されている本もあります。どちらが正しいのかな?)作品ですが、一番にお勧めするとすれば、私はこちらですね。
 収録されている作品は、大半がエロマンガに分類されるのでしょうが、作風も画風も、かなり癖? 個性? があるゆえ、ついていけない方もおられると思います。このように言う私も、頭の中が、「????」だらけで、感想のカの字も出ないお話もありますから。
 少なくとも、通常の、読者サービス満載のエロマンガ、怒涛のような展開、独創的な設定といった、メジャー王道漫画的なものは、ほとんど含まれていないかと思います。

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2018年2月 2日 (金)

『エロマンガ・マニアックス』(山田裕二+増子真二 太田出版)の感想

『エロマンガ・マニアックス』(山田裕二+増子真二 太田出版)の感想を申します。イクツカノネタバレが含まれていますので、ご注意ください。

 どうでもいいことですが、現在、私はインフルエンザB型に感染し、自宅療養中です。熱といっても微熱ですし、せいぜい、のどが痛い程度の自覚症状しかないのですが、インフルエンザなのですよね。「このくらいの症状なら、風邪だね。私は大丈夫」という人が、安易に職場復帰したり、出歩いたりしたら、これは危ない。どうぞ、皆様も気をつけてください。

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2018年1月 1日 (月)

『印度定食屋繁盛記 働く!! インド人』(流水りんこ・朝日新聞出版)の感想

 明けましておめでとうございます。
 年末に日帰り温泉旅行へ行ってきて、読了したばかりのコミック『印度定食屋繁盛記 働く!! インド人』(流水りんこ・朝日新聞出版)の感想を申します。いくつかのネタバレが含まれていますので、ご注意ください。

 温泉が気持ちよすぎて、帰宅後に寝落ちしてしまったという、苦い経験をしてしまった私ですが(もちろん、この本には何の責任もありません)、今年はたくさん本を紹介していきたく思います。

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2017年12月25日 (月)

『一葉裏日誌』(上村一夫・小学館文庫)の感想

 コミック『一葉裏日誌』(上村一夫・小学館文庫)の感想を申します。いくつかのネタバレが含まれていますので、ご注意ください。

 相変わらず、初掲載された雑誌名と年月日が載せられていない、不親切仕様ですが、この本に収録されている作品は、次のとおり。
〇一葉裏日誌 「たけくらべの頃」「花ごもりの頃」「にごりえの頃」
 樋口一葉がヒロインの、3つの短編マンガです。
〇うたまる
〇帯の男 第一話~第六話
 後書きは、何と作者の娘さんの、上村汀という方で、「父との思い出」という形で語ってくれています。それこそ、幼い頃から死の間近まで。私自身、上村作品を読むと(わずかな数しか読んでいませんが)、上村一夫というクリエイター(漫画家というべき? しかし、イラストレーターのようにも思えます)は、海千山千の女性の扱いや気持ちにたけた、女心のプロフェッショナルと感じられていたのですが、なかなかおもしろそうな人柄のようで、実に意外でした。

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2017年11月27日 (月)

『凍鶴』(上村一夫・小学館文庫)の感想

 コミック『凍鶴』(上村一夫・小学館文庫)の感想を申します。いくつかのネタバレが含まれていますので、ご注意ください。

 私はずっと、「とうかく」と読んできましたが、「いてづる」でした。ごめんなさい。
 お話は、こごえた足を温めようとして、片足立ちをする癖のある少女、「つる」が成長し、やがて、「鶴菊」と名乗る、一人前の芸者となる、というもの。最初、故郷から売られて、置屋の「仕込みっ子」だったのが、あでやかな姿の芸者となる様子が、なかなか見事に描かれています。
 緩くつながっていますが、ほぼ一話完結で、どこから読んでも大丈夫な構成です。時代的には、昭和初期から太平洋戦争の渦中まででしょうか。後半は、客に兵隊が多くなり、暗い世相を感じさせながら、やや唐突な感じで終わります。休載なのか、普通に連載終了したのか、よくわかりません。私はおもしろい、いい内容だと思ったので、終戦か、芸者のつるについた仕込みっ子、お春(美貌のつると違って、器量は今一歩)が独り立ちするまで、続いていたらなあ、と思いました。
 何年頃、どこに掲載されていたのか、この本だけでは不明という、やや不親切な作りですが、後書きは阿久悠がエッセイを載せています。読了してから思うに、阿久悠と上村一夫、天才二巨頭が親しかったって、ものすごいことがあるのですね。そして、天才ゆえに、この作者様は早く亡くなったのでしょうか。実に惜しい!

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2017年11月20日 (月)

『どすこいスピリチュアル 呪詛の家』(漫画:小林薫 原案TANAKA・大都社)の感想

 コミック『どすこいスピリチュアル 呪詛の家』(漫画:小林薫 原案TANAKA・大都社)の感想を申します。いくつかのネタバレが含まれていますので、ご注意ください。

 サブタイトルに、「心霊ライター・タナカの取材メモ」とありますとおり、両国に自宅兼事務所のある、よろず系のフリーライター、ぽっちゃり体格のタナカさんが、スピリチュアル関係の内容を漫画化したものです。
 だから、霊能者が恐ろしい悪霊と戦うなどの、バトルはありませんし、身の毛もよだつ怖さはないです。その代わり、ギョッとする場面は、ちらほら含まれていますね。タナカさんは霊感がない分、私達も経験してきた、あるいは、するかもしれないエピソードばかりで、なかなか役に立つ内容です。
 一話完結の短編9つが収録されています。私のお気に入りを、いくつか挙げてみますと。

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2017年11月 3日 (金)

『絢爛たるグランドセーヌ』6巻(Curvie・秋田書店)の感想

 コミック『絢爛たるグランドセーヌ』6巻(Curvie・秋田書店)の感想を申します。いくつかのネタバレが含まれていますので、ご注意ください。

 6巻もまた、すてき&すばらしい内容でした。奏や翔子に数歩先んじているはずのさくらが、何とアメリカで大苦戦し、不本意な成績に終わります。さらに、奏はアビゲイル・ニコルズ先生からバレエ留学を勧められて有頂天になるものの、滝本先生は、ある種の危惧を抱きます。
 今後の展開は、どうなるのでしょうね(うれしい悲鳴)!

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2017年10月27日 (金)

『しらたまくん』9、10巻(稲葉そーへー・集英社)の感想

 コミック『しらたまくん』9、10巻(稲葉そーへー・集英社)の感想を申します。いくつかのネタバレが含まれていますので、ご注意ください。
 9巻と10巻、私は感想をアップしていなかったのですね。すっかり、やり終えたつもりになっていました。ごめんなさい、読者様、作者様、白玉君、読書と本の神様。

 9巻では、白玉を含めた家庭科部員達と、妹のサクラが海水浴に行くお話と、文化祭で家庭科部が演芸コンテストに出場することになる、というのがメイン。第100話では、鈴川が猫に、白玉が人間(美少年。髪型に少し猫の面影が残っています)になる、という、ある意味、衝撃的な内容でしたが、ベタなオチでした。だまされた私が悪いのですけどね。
 海水浴で、何と、シリーズ初めてであろう、鈴川、来栖、白玉が命の危険にさらされるという、エピソードがあります。ここは、猫である白玉が活躍して、ピンチを脱しましたが、もし、鈴川と来栖だけなら、もっと危なかったかも?
 演芸コンテスト編では、白玉を中心とした、切断マジックをやることになりましたが、後輩がステージ上で失敗し・・・・というもの。よくテレビなどで見かける切断は、こういう仕掛けだったのかと、感心すると同時に、白玉の機転もいいなと、思いました。本当、この漫画は、ほのぼの、ゆるゆる系のようでいて、海水浴の危険な場所や猫の生態など、役に立つ豆知識があって、いい感じです。

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