『ヤングチャンピオン』2010年№8の感想
私の感想ですから、真面目なヤングチャンピオンのファンの方は、お勧めできませんが、それでもよろしかったら、お読みください。多少のネタバレを含みます。
本当は、漫画アクションを買いに行ったのですが、お目当ての店が売り切れていたから、「立ち読みばっかりでは悪いし(付録がある場合は、それも不可能)、たまには買うか。バビル2世も興味あるからね(結局それか!)」というわけで、久しぶりに購入しました。
おもしろかった漫画は、次のとおり。省略されているのは、私の好みでなかったというわけです。
1.倒れるときは前のめり 第125話(いのうえさきこ)
私は相当な下戸ですが、しかし、この飲んだくれ4コマはおもしろい! 料理とか、お酒を飲んでいる表情が、すごくいい! しかも、高年齢のシングルらしい、いのうえさんが自らを笑っているようなブラック・ユーモアは癖になる!
2.大阪ヤンキータイガース 第33話(園田ともひろ)
このナニワ系コテコテの4コマは、関西人なら、思わず納得! 全国区では、やっぱり、大阪は奇異に思われるのでしょうが、それでも、ミシュランをも恐れぬ大阪のマイペースぶりを、私は心から愛しています。
3.こんどる 第21話(風上旬)
コンビニアイドルをめぐる、4コマギャグなのですが、回を追うごとに、ななやふわ美のかわいさと、やってくる客達のムチャクチャぶりの落差がエスカレートしていくような気がします。私もこんなコンビニに行きたいです!
私の4コマ漫画好きが露骨に表れている、ランキングですね。次からは、普通の漫画です。
4.酒は辛口 肴は下ネタ(みさき速)
太郎の母は、やっぱりまっとうじゃなかった! しかし、現実逃避の手段として、五色のおはぎを作るとは、太郎の料理の腕はすばらしい。相変わらず、おいしそうな料理に、ギャグに濃い人物を絡めるとは、いい演出です。母からの手紙は何だったのでしょうね? 続きが楽しみな漫画です。
5.凍牌(志名坂高次)
この後に来る『ウルフガイ』や『バビル2世』を読んだ時、Kが実にまっとうな優等生に感じられました。麻雀を知らない人には、キツイかな。アミナの余命一ヶ月となって、絶対に負けられなくなったKの、緊迫感のある表情が萌えますわ! 逆に、へろへろとしている大辻は、一体、何をたくらんでいるのか? 大阪風の、にたにた笑いポーカーフェイスって、怖いですなあ。
6.この○○がエロい!!(金平守人)
新連載だそうです。乳房やお尻、性器といった、ダイレクトに性を感じさせるものでなく、エロく感じるモノ、言葉、動作、シチュエーションを、「君はこんなふうに連想しませんか」と、漫画で紹介しています。あるある、ありますとも! と、私は大興奮。できれば、『凍牌』と『バビル2世』は、月刊チャンピオンか、チャンピオンRED、プレイコミックにお引越しして、ヤングチャンピオンは下ネタとギャグだらけになればいいのにと、。思わずにいられませんでした。
おっと、『バビル2世 ザ・リターナー』に関するツッコミ(感想にあらず)を述べるスペースがなくなりましたね。また次に。
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