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2010年3月12日 (金)

『バビル2世』1、2巻のあらすじ(感想じゃないですよ!)

 漫画『バビル2世』(横山光輝・秋田書店)1、2巻のあらすじを申します。ネタバレがありますから、ご注意ください。
 1、2巻といっても、豪華愛蔵版だから、単行本の何巻までなのか、不明なのですけれども。ま、とにかく、1巻は、浩一という真面目っぽい少年(中学生か、高校生?)が、見たこともないはずのバベルの塔の夢を見るようになり、ある日、巨大な怪鳥(ロプロスね)に運ばれて(口の中に入って運ばれたのです)、砂嵐の中のバベルの塔に到着。そこは、5000年も前から、地球に不時着した宇宙人、バビルが創ったものでした。バビルは長い年月を経て、自分と同様の高い能力を持った子孫が生まれてくることを信じて、その者を2世とし、コンピューターを初めとする、すぐれた科学力を、悪人達に使用されないよう、引き継がせようとしたのでした。浩一こそ、バベルの塔の発した電波をキャッチし、コンピュターも認めた、「バビル2世」というわけなのでした。浩一はバベルの塔で、コンピューターによって100日間、教育を受けます。
(ここからずっと、浩一はバビル2世と自ら名乗り、また呼ばれるようになります)バビル2世は、コンピューターの指示で、ヨミという人物に会うため、ヒマラヤ山脈をたった一人で登ります。すると、拉致のように連れ去られ、いきなり、彼の部下と決闘することになりますが、不思議な力が働いて、部下は死んで、バビル2世は勝ちます。ヨミは愕然とし、自分と手を結んで世界を征服しようと提案しますが、バビル2世はことわって下山。途中で、複数のヨミの部下達、壊れてもすぐに復活する、岩石ロボット? のゴーリキがねらってきますが、コンピューターの示したとおり、バビル2世を守護する、3つのしもべのうち、変幻自在のロデム、怪鳥ロプロスによって、撃退します。

 舞台は東京に変わって、やたら強くて凶暴ながら、殺されると消えてしまう、奇妙な改造人間が出現してきます。ヨミが政府の要人を改造人間にして、世界中を自分の思うがままにあやつろうとする計画のためでした。バビル2世も危うく深手を負いますが、犬を追い、ヨミの部下の記憶を読み取って、改造人間の工場、続いてヨミの基地を探り出し、3つのしもべの一人、巨大ロボットのポセイドンが第6基地を破壊。さらに、バビル2世は第4基地をも、自ら乗りこんで破壊します。ここまでが1巻。
 2巻は、計画が頓挫して焦ったヨミが、バベルの塔へ行きますが、初めて訪れたわけではないことを察して、驚きます。実は、ヨミもまた、バベルの子孫だったのですが、能力が及ばなかった不適格者だったのでした。真実を知って、ヨミはバベルの塔を脱出に成功しますが、塔の正確な位置を知られまいとするコンピューターは、ヨミの記憶を消し去ってしまいます。
 バビル2世は東京で、国家保安局の局長と接触し、ヨミの改造人間計画を打ち明けますが、逆に局長と副局長をヨミの部下に人質にされて、サンライト号という船にさらわれてしまいます。が、これも、バビル2世自身の超能力と、3つのしもべによって脱出、人質も解放。そして、バビル2世はヨミの本部をも攻めます。砂漠から生還して、記憶の一部がないヨミは一騎打ちしますが、バビル2世の超能力の方が上。ロプロス、ポセイドンはミサイル攻撃さえ無傷で、本部は破壊され尽くしますが、寸前のところで、ヨミがバビル2世になりきって命令を下したため、ロプロスの攻撃をかわして、逆にバベルの塔へ運ばせます。そこで、バビル2世と再びの一騎打ち。しかし、ヨミのエネルギーをさんざん吸収した後、まとめて倍返しにする戦法で、バビル2世の勝利。動かなくなったヨミの体の上に、砂漠の砂が舞い降りて、隠してしまいます。
 次は、「ヨミの復活」という章で、3巻に続くお話です。旅客機の墜落、どこか様子がおかしいパイロット、彼を尾行していた国家保安局員3人の謎の急死と、国家保安局長のそばで異変が連発します。それは、あるチベットの僧侶が呼び寄せた、悪魔か悪霊のしわざでした(いきなり、霊媒だの、悪魔って・・・・SF漫画なのに?)。しかし、バビル2世と3つのしもべにはかないませんでした。悪魔は消え去り、僧侶はボスの存在と、もうすぐ死刑執行人が現れて、自分は殺されるだろうと、バビル2世に告げるのでした。

 短くしたつもりなのに、長ッ! 感想はまた明日にいたします。

(補足)岩石ロボット? の名前を間違っていましたので、訂正いたしました。×「ゴーレム」→○「ゴーリキ」です。申しわけありません。(2010年6月12日)

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