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2010年10月 9日 (土)

『週刊少年チャンピオン』2010年№45の感想

『週刊少年チャンピオン』(秋田書店)2010年№45の感想を申します。ネタバレがありますので、ご注意ください。

『弱虫ペダル』(渡辺航)RIDE.130、ストーリー的にはインターバルですが、大勢の選手達が一団となって走り抜けていくコマ、ボトルやらを渡したり受け取ったりする補給所の様子など、細かいな、リアルだなと感じました。テンションは下がるどころか、最終ページで、総北はやる気満々!?
『侵略! イカ娘」(安部真弘)二本立て。第157話、イカ娘の髪には、そういうすごい能力があったのね。でも、侵略できないのか。第158話、だから、イカ娘よ、君は天然キャラであって、相沢家のトップになりたいなんて思うのではない。イカ娘、三歳ですと! 途端に幼児扱いする、栄子や千鶴には笑った!
『みつどもえ』(桜井のりお)206卵性、最近、ワタシ的に大うけしていますが、今回もよかった! 怖い話が苦手な、ふたばは、おっぱいと唱えれば復活するのか。大人でも、こういう下ネタ好きいますよね(私だ)。
『木曜日のフルット』(石黒正数)、単行本1巻発行記念で、沼の巻、魔犬の巻の二本立て。ユルさが魅力の漫画なのですか? 私としては、シンプルな絵柄と、二足歩行し、悩んだりする、人間のようなネコが、おもしろかわいい。いつもは巻末で、コースの締めくくりの紅茶を味わうつもりで楽しんでいます。
『ハンザスカイ』(佐渡川準)第37話、カラー見開き2Pの、中堅、番場の顔のドアップには、びっくり。力でねじ伏せるだけでなく、相手の卑劣な戦法を読んで、崩し技を決めるとは高等戦術ではないか! 私はつい、筋肉バカという言葉を使ってしまいますが、半座といい、番場といい、頭の悪いスポーツ選手なんて、あり得ないのだな!
『ビジンマン』(原作:永井豪 漫画:近藤豪志)、新連載だそうで、先週号の宣伝には、「ドブスに虐げられる美少女を救え!」とあって、「上等だ! 腐女子をなめるな! 美少女=善良、ブス=極悪なんてテーマで描きやがったら、思いっきり批判してやる!」と、臨戦態勢で読みましたが・・・・ま、今のところ、様子見です。普通の男性教師が、こんな露出の高いスタイルができるのでしょうか。全身パッドとか? 永井豪ファンの私としては、「オホホホ、いいながめだわ」「こいつを素っ裸にしてやるのさ! 男の先公ども、ヨダレたらして喜ぶぜ!」「きゃっ、いやーん」的ノリが欲しいのですけどね。
『行徳魚屋浪漫 スーパーバイトJ』(沼田純)第20話、NJの(たぶん)身内から出現する、もう一人のマイナス思考人格、クロヌマティのデザインが怖い。そして、毒まみれの言葉が、リアルでいやん。けれども、ササキさんの指のささやかなタッチに沈黙するあたり、純真なのか。がんばれ、NJ!
『シュガーレス』(細川雅巳)Vol.36、えっと、ファンの方は怒らないでください。私はずっと、岳が主人公だけどギャグ担当だと思っていました! ごめんなさい! 今回の岳は、冒頭からして、かっこいい! 逆に、トオルが小物化してしまったような? 相変わらず、トオル、岳に対して妙に執着していますが、気絶させられましたよ。卜部も気絶した盛田を引きずってきて、リベンジ完了。一気に攻勢に出たよ、一年生。マリモもセイジを倒せるか? 今回は普通ページですが、2P目の地面から岳を見上げる1Pドアップは、岳のパワフルさが十二分に表現されているし、余裕たっぷりの表情で盛田を引きずる卜部のドアップと、驚く岳やマリモ、それぞれの表情など、すごく無駄なく、しかも見栄えのする絵になっています。
『少年期の終わり』(陸井栄史)、月例フレッシュまんが賞「特別奨励賞」受賞作品だそうです。顔だけかわいい芋虫の女の子を、おたくっぽい、ぽっちゃり体型の鶸井(ひわい)と、普通っぽい高橋が拾って育てることになって、というお話。お話はおもしろいし、オチも悪くないと思います。けれども、ヒロインたる芋虫は、鶸井や高橋の想像の中だけでいいから、男性向け萌え系にせよ、猛烈にかわいく、きれいに描いて欲しかった! ぼってり太った、パッとしない連中ばかりを見せられていますと、オチのインパクトが今一歩に感じられます。私が女性でも、やっぱりきれいな女の子が見たいですから。でも、細部の描きこみはうまい方ですね。それでは。

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