『HONKOWA 2015年2月号 霊障ファイル 闇のパワースポット特集』の感想

　コンビニ専用本『HONKOWA　2015年2月号　霊障ファイル　闇のパワースポット特集』の感想を申します。少々のネタバレはありますので、ご注意ください。

　今回は、実に怖い！　怖くて眠れないと困る、という方は、くれぐれもご用心なさってください。私もいつもより、ソフトな感想にいたしますからね。

　何が怖いって、今回は、『沙弓は見た！』第3回（山本まゆり）に登場する、かわいくてけなげ

なトボトボくん以外、なかなかどうして、みんなホラーですがな。寺尾玲子さんや視っちゃん、霊的機転の効く人がいなかったら、もっとひどいことになっていたのでしょう。
　あ、でも、『異界紀行　京都編』（月島つぐみ　上杉かや）に登場していた、かやちゃんは、優しくて、なおかつ中世的な雰囲気で、ステキです。
『呪縛の山』（保沢環）、問題の異様な存在の表情が、非常にリアルなのですけど？
　読者体験談第4話、『亡界のダム湖』（群馬県　匿名希望さん　マンガ：筒井りな）、す、すごい・・・・。不気味なもの達の、恐ろしい笑顔。自殺は、やはりダメ。
　上記2作品は、すごくプロ漫画家さんとしての力量が現われているなあと、感心してしまいました。だから、私、今でも怖がりながらも、この本を読んでしまいます。はぁ、怖い。それでは。

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