『しらたまくん』9、10巻(稲葉そーへー・集英社)の感想
コミック『しらたまくん』9、10巻(稲葉そーへー・集英社)の感想を申します。いくつかのネタバレが含まれていますので、ご注意ください。
9巻と10巻、私は感想をアップしていなかったのですね。すっかり、やり終えたつもりになっていました。ごめんなさい、読者様、作者様、白玉君、読書と本の神様。
海水浴で、何と、シリーズ初めてであろう、鈴川、来栖、白玉が命の危険にさらされるという、エピソードがあります。ここは、猫である白玉が活躍して、ピンチを脱しましたが、もし、鈴川と来栖だけなら、もっと危なかったかも?
演芸コンテスト編では、白玉を中心とした、切断マジックをやることになりましたが、後輩がステージ上で失敗し・・・・というもの。よくテレビなどで見かける切断は、こういう仕掛けだったのかと、感心すると同時に、白玉の機転もいいなと、思いました。本当、この漫画は、ほのぼの、ゆるゆる系のようでいて、海水浴の危険な場所や猫の生態など、役に立つ豆知識があって、いい感じです。
10巻は、めでたく演芸コンテストに優勝し、熱海に旅行へ行ったお話(嶋田先生はスルー)をメインに、子猫キイの避妊手術にからめて、白玉の幼い頃のお話、ハロウィーン、猫カフェ、コタツとその魅力(魔力?)、スマホとスマホゲーム、お正月など。やはり、熱海旅行が、私は一番おもしろかったです。表紙にも描かれていた、白玉の浴衣姿がかわいい。旅の始まりから、白玉がホームに置き去りにされるハプニングがあります。私は熱海へ行ったことがないのですけれども、魚好きな人と、猫にとっての天国みたいな場所のようですね。それから、この作品初めてかもしれない? お色気シーンを見つけて、驚きました。被害にあったのは、やはりあのコで、アイツならやるでしょうね。
確か、連載の方はもう終わったようですね。早く単行本を購入して、しっかり読了し、またここへ感想を書きたいです。それでは。
ご協力お願いします。
| 固定リンク | 0
「アニメ・コミック」カテゴリの記事
- 『洗礼』全4巻(楳図かずお・小学館文庫)の感想・追記(2025.01.26)
- 『洗礼』全4巻(楳図かずお・小学館文庫)の感想(2025.01.25)
- 『オークの樹の下』2巻(漫画:P 原作:Kim Suji 脚色:Seomal ・namu KADOKAWA)の感想(2025.01.15)
- 今頃、体調不良……(2025.01.13)
- 『神さまの怨結び』3巻(守月史貴・秋田書店)の感想(2025.01.01)
コメント