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2018年11月 7日 (水)

『信長の忍び』11巻(重野なおき・白泉社)の感想

 四コマ漫画『信長の忍び』11巻(重野なおき・白泉社)の感想を申します。いくつかのネタバレが含まれていますので、ご注意ください。

 帯カバーは、「TVアニメ二期決定!」と、なっているのですが、四期も放送されるといいですね。でも、私はかぞえるほどしか視聴しなくて、申しわけないのですけれども。いや、その、アニメはスピーディー(自分がみじめになるので、省略)。

 11巻のあらすじですが、織田軍と敵対する本願寺の元へ、朝倉義景の娘、三位殿がやって来て、顕如の息子、教如と結婚します。織田軍とその協力者を深く恨む彼女は、本願寺側に助言し、越前が内乱状態になって、朝倉景鏡らが戦死します。一方、武田勝頼と徳川家康との戦いに織田軍は間に合わず、ついに、信長は邪魔な長島願証寺を平定することを決心するのでした。そして、兵糧攻め、信長の兄弟が戦死するという、凄惨な長島一向一揆殲滅戦が始まります。
 今回もまた、インパクトの強い人物が活躍します。千鳥に負けず劣らずのかわいらしい容姿ながら、恨み骨髄の三位殿。策略が当たって、憎い相手が戦死した報告を受けるや、薄笑い、もしくは、高笑いするあたりが、なかなか怖い!
 三位殿と逆に、辛辣な性格でケバい外見の如春が、「復讐に走るな」と、肝の据わった発言をしてくるのが、おもしろいです。
 そして、織田軍は、いよいよ、森可成の息子、長可が登場! 嬉々として、人間無骨という槍をふるい、門徒兵を倒していく様は、戦バカというか、まさに狂戦士、日本版ベル(自主規制)! 今後の活躍が楽しみというより、迫力がありすぎて、やっぱり怖いです。
 12巻は、ある重要人物デビューと、長篠の戦の前触れのようで、楽しみです。それでは。

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コメント

 こんばんは。
『信長の忍び』のアニメはBSフジの方で見てましたが、続編やる気な終わり方なので、ぜひ続けて欲しいですね!!
(でも比叡山焼き討ちがメインになりそうだから内容は重そう)
 森長可の話題の後に『長篠』と書かれてたのを「え?『長久手』?それはまだ先…」と空目してしまいました。
(って、史実のネタバレかな?)

投稿: 天里 友香 | 2018年11月 7日 (水) 21時42分

天里友香様、コメント、ありがとうございました!
また例によって、返信が遅くてすみません。
一昨日、昨日と、連続で早寝(寝落ちに近い)してました。

アニメ情報も、ありがとうございます。
録画した分、数話は残っているかもしれないので、探して
みます。
アニメの方は、ぶっちゃけ、あともう少し、何かないかな
と、思ってしまいました。
ちょっと速い、けれども、キャラは皆かわいいし、声優様
達も違和感なくて、すごくいい声の演技をされているし、
それだけに、プラスアルファがあれば、もっとよかったと
思いますけどね(サボってたくせに、ごめんなさい)。

日本史、もっともっと知っていきたいです。
また、いい情報があれば、コメントをお願いします。

投稿: 紅林真緒 | 2018年11月 9日 (金) 11時47分

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