『今日も殺せずに愛し合うだけ。』(原作:兎山もなか 漫画:嶋伏ろう 三交社)の感想
コミック『今日も殺せずに愛し合うだけ。』(原作:兎山もなか 漫画:嶋伏ろう 三交社)の感想を申します。ネタバレが含まれていますので、ご注意ください。
こちらは、少女漫画といえば、そのとおりなのですが、ティーンズラブ(TL)漫画です。わが義妹の少女漫画がエロ要素の多い内容だったにも関わらず、成人指定でなかったことに、私は大いに驚いたことがあり、こちらも覚悟(?)しながら購入し、読み始めたのですが。
いやぁ、エロうございました(ほめています)。
簡単に、あらずじを述べます。凄腕の殺し屋、宮地ゆき乃は、大企業専務の奥平皓大の秘書となって、彼の命をねらおうとします。が、最初の実行で、ゆき乃は失敗したばかりか、いきなり、奥平と交わる羽目に。奥平は謝罪し、責任を取るために、ゆき乃と結婚。ゆき乃としては、殺害のチャンスが増えたはずなのに、奥平はラッキースケベ体質で、ことごとくかわされ、濃厚に愛される結果に。殺そうとする、ゆき乃に、溺愛する奥平。実は、奥平には秘密があって……。
それでは、まず、いただけない点とはいきませんが、興味を引かれた方に注意してほしいポイントについて記します。
エロでなく、恋愛メインがお好みの方には、疲れるかと思います。ゆき乃と奥平は、ずっと交わりまくっています。セミヌードながらも、エッチな体の部分も描写されていますので。
ふと、私は思ったのですが、「偶然、入った」(何が? と、質問しないでください)バージョン、「ラッキースケベ体質」って、男性向けエッチ漫画やAVであったような気がします。ゆき乃はグラマー美女ですし、意外と男性うけするかもしれませぬ。
あと、奥平はともかく、ゆき乃が殺し屋という設定は、女性読者にとって、感情移入しにくいのでは? と、思いもしましたが。
しかし、それら人を選ぶ要素をさておいて、この漫画は、すごくエロい!
ゆき乃の揺れる胸の描写が多いのは、お尻至上派の私としては、残念なところですが(はいはい、突っ込まないでください)、奥平のイケメン、インドア系のようで、あれも含めて立派な体格(あれって何? と、質問しないでください)、優しいけれども、実は……の性格は、一途だけれども危ない男性好みの私には、超絶好みです。
加えて、原作者様か漫画家様、あるいは両方かもしれませんが、エッチのシチュエーション、擦れ合い、体液が飛び交う擬音語が、またリアルかつ想像をかきたててくださいます。
世知辛い日常に疲れた方、私のような、危険男子好みの方にお勧めいたします。原作の方も、機会があれば読ませていただきたいです。それでは。
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